自動車保険の無事故割引等級制度が変わります

自動車保険には割引制度があります。新規で自動車保険に加入すると、6等級が付与され1年無事故で1年満期を迎えると7等級にあがります。1年間無事故で安全運転をしたご褒美です。20等級までいけば63%も基本料金から割引されます。(保険会社によっては22等級まであり)

逆に事故があると3等級ダウンします。懲罰みたいなもんです。。。

そこで疑問がわきます。無事故で15等級の人と事故を起こして15等級になった人。どちらも同じ保険料です。むむっ無事故の人と事故ありの人が同じ割引率という矛盾がありました。確かに後者は18等級まで無事故でいましたが、現実に事故を起こしています。高齢化で視力や注意力が落ち事故を起こしたのであれば、事故の発生確率は間違いなく前者より高いはずです。

という事で2012年10月1日始期以降の契約分から、事故を起こした人は「3年間事故ありの割増引率」を持ち、事故を起こしていない同じ等級の人よりも3年間高い保険料を払い続ける事になります。

事故を起こしたくて起こす人はいませんが、今後より慎重な運転が求められます。自分の等級で試算しましたが、なんと今回の改訂で保険を使用した場合、「70,000円」の負担増とう試算結果が出ました。

適用は来年の10月1日以降になりますので、2011年10月1日から発生した事故で同日以降の始期の契約の人は、保険を使用するか否か慎重な検討が求められます。大変です。

自動車保険は何処の会社も赤字もしくは若干の黒字というぐらいビジネスとしては難しい保険種目です。ドル箱の火災保険とはちがいます。個人的には、火災保険や傷害保険で利益が出るのだから、その原資でやりくりして欲しいです。ただそれをやると自動車保険の赤字を火災保険の契約者が負担することになりますので明らかに不公平です。ダメですね。

しかも今まで盗難事故や窓ガラスへの飛び石による損害など、契約者に落ち度の無い事故は「等級据え置き事故」といって、保険を使用しても同じ等級で更新ができました。それも廃止になります。今後は1等級ダウン事故となります。

以前は人身4等級ダウン・物損事故は2等級ダウンという時代もありました。このほうがまだ契約者の負担少ないです。あの時代に戻りたい。【2009年8月公開】