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★人身傷害保険の計算方法について★

★人身傷害保険の計算方法について★

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2005年に発した保険未払い問題の一つに人身傷害保険が適切に支払われていないと言う事がありました。

人身傷害保険は最初保険請求があった際に加害者側の保険会社がいれば、そちらに御請求下さいという対応を保険会社は取りがちです。通常は対人賠償基準の方が人身傷害保険の基準より上ですので、人身傷害保険としては支払が発生しない訳です。損保社員の多くがそう理解し賠償額の検証をしていなかったのが未払い問題の原因です。

実際の事案をみると人身傷害基準の方が高くなるケースが多くあります。
①過失相殺で減額されたケース
②追突事故等100%の加害事故で相手が自賠責の基準で示談を進めた場合(通院頻度・期間によります)等があります。

この場合は要注意ですのでちゃんと保険会社に支払いがあるか確認しましょう。

 

対人賠償会社と人身傷害社の違い
項目金額

対人賠償

人身傷害
治療費300万円

認定

認定

休業補償200万円

認定

認定

交通費・雑費20万円認定認定
慰謝料180万円認定人傷基準で120万円
その他10万円認定認定
認定額合計710万円650万円
過失相殺20%142万円適用なし
支払い額568万円650万円

とまあこんな感じになる訳です。自分に20%責任がある事故だと当然20%分は加害者側からの支払いの際に減額されます。

この保険のイメージからすると142万円が自分の加入する特約から貰えそうですが、cuts_807あくまで人傷基準で積算した金額(650万円)と
加害者側から受領した金額(568万円))との差額が補償(82万円)される訳です。慰謝料が話し合いの場でここまで差が出るのはなかなかないかもしれませんが、話し合いの場が裁判などの公的機関にうつり慰謝料の基準が変わった場合など可能性としては少なくありません。

人身傷害保険はあくまで事故にまきこまれた被害者が基準に則った補償をちゃんと受けられる為に作られた保険であり、より多くの補償を得る事を目的としている訳では無いわけです。また治療費も公的保険の使用を推奨しており、業務中であれば労働災害保険・治療費は健康保険などの使用をする必要があります。

追突された事故でも人身傷害保険の支払対象になるケースもありますので、事故があったら必ず保険会社に連絡しましょう。

cuts_305会社の車で営業中に追突され自分の自動車保険からも保険金がでると勘違いするケースも多いですが、多くの保険会社では対象外となります。使用者の業務に従事中は個人の自動車保険ほとんどの約款で対象外にしています。なかなか会社にいいずらいという気持ちもありますが、業務中は対象外です。

 

 

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