人身傷害保険補償はどんな時に使えるの?

人身傷害保険はどんな時に請求できるのか?

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自動車保険会社に取って保険金を支払える事故であるか否か判断する事は最重要項目です。保険金が払える事故=有責であり、保険金が払えない事故は無責・免責です。

無責とは支払い事由に該当しない為支払い拒否をすることであり、免責は約款上の保険金を支払えない場合に該当する為支払い拒否をする事です。この点は保険会社の担当者でも理解していない人が残念ながらいます。保険会社・契約者に取っても絶対に間違いは許されない事です。

保険金が払えないのは支払い条項に該当しないまたは免責事項に該当しているから払えない訳ですが、約款に照らし合わせ判断する事は保険会社の担当者でなくても出来ます。約款をじっくり読めばいいのです。保険会社の担当者も人間です。過去には不払い問題も発生しています。自分で約款を理解する力が必要です。

しかしながら約款を読み解くのは骨の折れる作業ですので、ここでは一般的な事故形態を元に保険金が支払われるか否か判断したいと思います。

過失割合のある事故は?⇒請求可能

解説
cuts_300運転者の過失割合は無関係に請求できます。過失が30%あって相手から減額されたとしても、人身傷害保険の支払い基準との受け取った賠償金の差額は、自分の加入する保険会社から補償を受けられます。

 

運転手が飲酒運転中の事故は?⇒請求不可

解説
cuts_305運転者は人身傷害は支払い対象外です。自業自得です。車両保険・搭乗者傷害保険も対象外です。飲酒運転は絶対にしてはなりません。あくまで運転者が対象外です。例えば親子(子供5才)で遊園地に遊びにいってお父さんが飲酒運転で帰宅時に自爆事故で怪我をした場合、お父さん(運転手)は免責ですが、同乗の子供は有責です。個別に判断が必要です。

通常運転中の単独事故は?⇒請求可能

解説
cuts_300加入する保険会社から治療費・休業損害・精神的損害等の補償有り。

 

お仕事中の事故は?⇒請求不可

解説
cuts_305会社の車で営業中に事故が起きたらそれは会社が補償すべきです。個人の自動車保険は対象外です。もちろん業務中であれば営業車両の保険や労災の対象になります。

 

家族の車を運転中の事故は?⇒請求不可

解説
cuts_305自動車保険は一台に一契約が基本です。これが払われれば一家族に2台車があっても1つの契約でOKになってしまいます。家族で複数所有している場合は、1台の車に搭乗中・車外にいても補償可能な契約をして、もう1台は車両搭乗中のみ補償のタイプで契約するのが賢いです。

また弁護士特約やファミリーバイク特約は家族で1台加入しておけばOKです。

歩行中自転車運転中の事故は?⇒請求可能

解説
cuts_300加入する保険会社から治療費・休業損害・精神的損害等の補償有り。

 

他人の車に乗車中は?⇒請求可能

解説
cuts_300加入する保険会社から治療費・休業損害・精神的損害等の補償有り。

 


頻繁に請求があがると思われる交通事故形態は上記のとおりです。人傷はあくまで自分の保険ですから、相手方と話したくない・相手が反社会勢力の方々で請求しにくいと言った理由で請求するのも大丈夫です。

cuts_050保険会社は契約者に保険金を払った後相手方に求償します。本来は相手方が支払うべきものを払った訳ですから当然ですね。ただ相手方がいる自動車事故の場合は殆どが自賠責に請求して相手方本人に請求が行くケースは少ないのが実態です。


ただ無保険車(自賠責・任意保険)という信じられないような車が走っているのも事実です。そんな車にぶつけられたらまず相手方に請求するのは無理です。相手はお金ないから払えませんと開き直るケースが多いですね。

人身傷害保険に加入してればそんな時でも安心して治療に専念できます。保険会社が相手に請求してくれます。