ダイレクト型保険会社の現状

通販型自動車保険は熟成期に突入

a121_014

通信販売の自動車保険市場には保険自由化以降数多くの資本が参加しました。

しかしそこは自由経済の宿命。すぐに自動車保険会社の淘汰が始まりました。撤退した会社もあれば吸収された会社もあります。既存の代理店系損害保険会社が統合を繰り返しメガ損保に成長していった過程を考えるとダイレクト系の保険会社にも今後その波が来ることが予想されます。2009年に業界の雄である東京海上日動が参入して約10年が経ちますが、新規参入の会社は現れません。やはり競争が激しいというか旨みが少ないのが実態です。(自動車保険は売上規模はありますが、査定は手間がかかり損害率も他の商品に比べ高いので利益が出しにくい商品です。)

ただし今日現在残っている会社は、資本関係や経営の安定度でも磐石な物を持っていますので安心して加入できます。損害保険には「損害保険契約者保護機構」があるので仮に破綻しても期限の条件はありますが自動車保険は満額払われます。

規模の大きさを気にする事無く選べる商品。サービスと保険料を見極めて一番いい保険を選択しましょう。

会社の数

主たる販売チャネルとして通販を採用し保険募集を行っている損害保険会社は、2019年9月時点でアクサダイレクト、イーデザイン損保、SBI損保、チューリッヒ、三井ダイレクト損保、ソニー損保・セゾン自動車の7社です。

その中でもソニー損保の勢いが止まりません。品質を武器に16年間通販型自動車保険NO.1の位置を保持しています。 売上1,000億も目前です。一方で品質を武器に急成長しているのが、イーデザイン損保です。以前のソニー損保を彷彿とさせます。

記憶の彼方

金融機関も破綻する時代です。何が起こるかわかりません。通販自動車保険市場に参入したが撤退をした会社も過去にはありました。

ダイレクトライン社(イギリス)
 ⇒2001年安田生命と共同で設立するも、2004年に日本興亜損保に株式譲渡。現在そんぽ24にて営業中。そんぽ24も2019年にセゾン自動車と合併予定。 
ウインタートウル・スイス保険会社(スイス) 
⇒保険自由化後通販自動車保険に参入するも、撤退。2001年チューリッヒに保険契約を移転。
アメリカンホーム医療・損害株式会社(アメリカ)
 ⇒2016年11月末で更改を停止。

売上ランキング

2017年度売上ランキング⇒市場シェアは3,122億円で8%弱です。
2015年度売上ランキング⇒セゾン自動車・商品名大人の自動車保険を追加

2014年度売上ランキング⇒市場規模が2,648億円になりました。
2013年度売上ランキング⇒市場規模が2,518億円になりました。
2012年度売上ランキング⇒ソニーが強すぎます。
2011年度売上ランキング⇒SBI損保が猛撃中
2009年度売上ランキング
2008年度売上ランキング
2007年度売上ランキング