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交通事故賠償における大腿骨骨折の支払いついて

 

交通事故賠償における大腿骨骨折の支払額は?

交通事故というと単独の軽微な事故から人身事故までいろいろあります。よく保険で対人無制限に加入しますが、対人事故はいったいいくらぐらいかかるのでしょうか?大腿骨骨折の損害賠償は?

怪我の大小はなくても賠償金の高低はあります。結論から言えば対人賠償保険は無制限で加入するのが一番です。けどいくらぐらい賠償するのか知っておくのも勉強になります。

今回は具体的にケーススタディで学習していきましょう。

ケーススタディ
事故原因交差点内赤信号無視の100対0の一方的加害事故。
被害者情報35歳のサラリーマン事務職・年収800万円・配偶者子供2人と同居
怪我の症状 左大腿骨開放骨折。救急車で搬送後、デブリードマン(患部の洗浄)を施し、髄内釘術。
管理人が物申す

開放骨折というのは、骨が見えてしまっている骨折です。感染症の心配もあり、患部をすぐに消毒する必要がでてきます。交通事故賠償における大腿骨骨折大腿骨は人間の骨の中で一番大きな骨ですのでなかなか骨折まではいきません。

ただしバイクなどで直接クルマとあたったり、歩行中によく起きる怪我です。交通事故賠償における大腿骨骨折このぐらいの怪我になると当然自賠責保険だけでは補償できません。お金で済ますことではないですが、法的な賠償責任額を検討してみましょう。

補償金の解説
治療費

交通事故賠償における大腿骨骨折まず今回は健康保険を使わないで自由診療をしたと仮定しましょう。点単価は20円とします。年齢的にまだ若いですから骨癒合は順調に進むと仮定して10ヶ月の治療期間を想定します。

入院2ヶ月・退院後のリハビリに8ヶ月ぐらいでしょうか?健康保険を使えば1点10円ですが、交通事故外傷の場合頭部開頭術等緊急性を要すものもあり、自由診療が認められています。

休業補償年収800万円から単純に日額を計算すると21,918円です。2ヶ月は全休ですね。その後も病院に通院のときにリハビリに備える必要がありますね。
交通費・雑費大腿骨を骨折していますから、しばらくは通院にタクシーが必要と思われます。また入院のときになにかとお金がかかります。日額1,100円ぐらいで賠償するのが一般的です。
慰謝料

治療期間から考えると、100万円前後が妥当と思われます。あくまで示談は話し合いの場ですので、この金額が正しいわけではありません。交通事故賠償における大腿骨骨折

お金に関する感覚は皆さんぜんぜん違うでしょうから。

雑費子供が小さいことを考えると、奥さんが不在中の家事が心配です。パートタイマーの家政婦さんなど臨時の出費もあると思われます。
想定

  上記はあくまで基本の部分のみを計算の対象にしてみました。一家の大黒柱がそんな状態になれば家事や家庭内も負担が大きくなります。

しかし残念ながら交通事故の賠償においては損害として請求できるのは、あくまで本人の損害のみです。交通事故賠償における大腿骨骨折死亡事故などについては配偶者の有無で逸失利益の控除率が異なりますが、回復が可能な怪我部分については本人の損害が基本です。あとは任意保険の担当者が個別に判断していくべきことと思います。

保険会社の担当者も同じ人間です。困っていることがあれば相談してみましょう。さて、実際このケースにおいて補償額はいくらぐらいになるでしょうか?今回は骨融合も順調にいき、10ヵ月後に抜釘を行ったとしてましょう。(抜釘とは大腿骨を固定したプレートを外す事)

治療費300万円健康保険を使用すればもっと安くはなります。自分が悪い事故や単独事故のときは必ず健康保険を使いましょう。
休業補償200 万円年収800万円で90日分を補償の対象にして計算してみました。
交通費・雑費20万円なんだかんだいってこれぐらいはかかると思われます。
慰謝料120万円最終的に大腿骨を骨折して、臀部から30cm以上ある釘をいれる大手術なわけですから、慰謝料は充分に話し合う必要がありますね。
雑費10万円なにかと事故の場合は不意の出費があるもんですね。

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結論

 交通事故賠償における大腿骨骨折なんと合計で650万円かかることが想定されます。みなさんこの金額にたいしてどう思いますか?自賠責保険だけでは全然足りません。これはあくまで完治のケースです。

後遺障害がでればその等級に見合う慰謝料・逸失利益を補償する必要があります。なかなか自動車事故の示談と言うと、馴染みがありませんが、大きなお金が動きます。これを個人で負担するのは実際のとこ無理ですよね。保険に加入する際、無制限なんていらないんじゃないの?という発想はナンセンスです。高額補償判決をみていると対人事故で億以上になるケースが結構あります。

保険は対人・対物無制限が合言葉ですね!

【追加情報】
慰謝料について少ないのではないかという指摘を頂きました。あくまで本例は解説の為であり、実際の示談の話ではありません。示談とは正に話し合って決める訳ですから、少ないと判断すれば交渉を継続するだけです。開放性骨折の場合、その後骨髄炎を併発する等とてもつらい思いをする場合もあります。

個別の事情がありますので、あくまで一般的な相場とお考えください。

 

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