車両保険の免責額(自己負担額)の考え方

 

目次

免責金額の設定が肝です

早期割引や証券不発行割引など色々な種類の割引制度がありますが、保険料に一番多くの影響を与えているのは車両保険の存在です。ボブの考えですが、車両保険は一般タイプ・・自損事故でも支払対象・・でつけるべきと考えています。どんな人でもうっかり自損事故を起こす可能性はあります。

1回目免責0円(自己負担0円)・2回目も0円で契約するのが一番いいパターンですが、この内容にすると保険料が高すぎます。殆どの人はこの内容で契約するのは現実難しいと思います。16等級以上ならいいかなというイメージです。

事故があった際は、今後3年から6年の保険料の上がり幅と今回の支払いを天秤にかける必要がありますが、事故あり係数が導入され少額支払の事故では現実保険はあまり使われなくなっています

車両保険の平均支払額は統計上25万から30万の間で推移しています。個人によって所有している車も違いますので一概に言えませんが、平均支払額がその程度であれば、免責額を10万以上にして保険を契約するのがポイントと考えられます。
保険料が事故あり係数適用で大幅に上がる事で、少額支払の事故で保険を使うことを選択しにくいのであれば、少額の10万以下などは放棄しても現実影響はないとボブは考えています。

以上はボブの考え方ですのでご参考になればと思います。少額事案でも保険金は請求できますのでその点はご安心ください。

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免責金額別車両保険料一覧(参考価格です)

  免責額パターン 車両保険価格100万円・10等級
の車両保険のみの概算保険料
1位 1回目0円・2回目0円

一番理想的です。自己負担を気にせず修理できますが、保険料が高い。
概算保険料45,000円・・免責20-20と比べて2.5倍以上の保険料です。

2位 1回目0円・2回目10万円 概算保険料43,000円
3位 1回目5万円・2回目5万円 概算保険料34,000円
5位 1回目5万円・2回目10万円 概算保険料33,000円
6位 1回目10万円・2回目10万円 概算保険料26,000円
→ボブはこのタイプで契約しています。
7位 1回目15万円・2回目15万円 概算保険料20,000円
8位 1回目20万円・2回目20万円

保険料は安いですが、20万以内の修理代の場合は、保険が使えません。修理代が50万円の場合、支払われる金額は30万円です。
概算保険料17,000円。

免責額(自己負担額)の考え方を動画で解説