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★人身傷害保険の落とし穴★

自動車保険特約解説★人身傷害保険の落とし穴★

人身傷害保険が発売されて、何年か経ちました。(2016年10月現在)この保険は結論を先に言うと非常に優れている商品であり、自動車という危険な乗り物を運転する以上・また世の中に自動車が溢れていて年間100万人以上が人身事故に巻き込まれている事実を考えると安心な生活を送る為に欠かせない特約であると思う。

ただ加入の際にいい面ばかり強調されて、実際保険金を受け取る際に「聞いてないよ~」的な事にならないように、ちゃんと理解する事が重要である。まずは人身傷害保険の発売によって何が変わったのか確認し、その後問題点を考えて見ましょう。

人身傷害保険の加入率は2016年現在95%近くまでいっており、正しく理解しておくことが重要です。

 

人身傷害保険(以下人傷と省略)のメリット

事故形態人身傷害補償特約解説人傷に加入済み人身傷害補償特約解説 人傷に加入なし
過失割合の ある事故差額分は自分の加入する保険会社から補償を受けられる。

自分の過失分は減額される。

50対50の事故で請求額が傷害で500万なら250万が賠償されます。

単独事故加入する保険会社から治療費・休業損害・慰謝料等の補償を受けられる。

治療費などは自己負担。

自損事故保険から定額のお見舞金が下りるだけです。

当て逃げ加入する保険会社から治療費・休業損害・慰謝料等の補償を受けられる。

一旦自己負担です。

政府の運営する政府補償事業に後日請求可能ですが、時間がかかります。しかも過失分は減額されます。

歩行中加入する保険会社から治療費・休業損害・慰謝料等の補償を受けられる。

自分の加入する保険会社から保険金は下りません。

自分の過失分は減額される。50対50の事故で請求額が傷害で500万なら250万が賠償されます。

他の車に 乗車中加入する保険会社から治療費・休業損害・慰謝料等の補償を受けられる。自分の加入する保険会社から保険金は下りません。

人身傷害補償特約解説以上のとおり、人傷に加入するメリットは非常に大きいです。自分や家族を守るために必ず加入すべき特約だと思います。

保険会社にしてもいい商品で・かつ収入保険料もあがるので保険会社にとってもいい商品ですね。ただ過失減額分が補償されるという説明はすこし注意深く理解する必要があります。

正確に説明すると、人身傷害補償保険(特約)の算定基準に則って計算された補償額と既受領額の差額が補償されると理解するほうが正しいわけです。少々分かりにくいと思うので簡単な対比表をみながら解説していきます。

対人賠償会社と人身傷害社の違い

項目金額対人賠償人身傷害
治療費300万円認定認定
休業補償200万円認定認定
交通費・雑費20万円認定認定
慰謝料180万円認定人傷基準で120万円
その他10万円認定認定
損害認定額合計710万円650万円
過失相殺20%▲142万円▲0万円
支払額568万円82万円(差額払い)

とまあこんな感じになる訳です。人傷のイメージからすると142万円が自分の加入する特約から貰えそうですが、あくまで人傷基準で積算した金額との差が補償される訳です。人身傷害補償特約解説慰謝料が話し合いの場でここまで差が出るのはなかなかないかもしれませんが、話し合いの場が裁判などの公的機関にうつり慰謝料の基準が変わった場合など可能性としては少なくありません。

人身傷害保険はあくまで事故にまきこまれた被害者が補償をちゃんと受けられる為に作られた保険であり、より多くの補償を得る事を目的としている訳では無いわけです。また治療費人身傷害補償特約解説も公的保険の使用を推奨しており、業務中であれば労働災害保険・治療費は健康保険などの使用を基本的にはしなければなりません

ただ現状自動車保険の特約の中で、人身傷害保険が自分にとって一番役立つ保険と管理人は思います。

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