自動車保険は、そもそも適正価格なの?

自動車保険は適正価格なの?

バブル以降経済はデフレ傾向です。あらゆるものの価格がさがり続けています。薄型TVはいい例ですが価格破壊が進みました。発売当初は32型で20万以上しましたが、発売から10年なんと3万円で売られる時もあります。消費者としては嬉しい限りですが、感覚的には有り得ないですね。3万円で売って利益が出るとは到底思えません。

企業は適正な利益が確保できなければ成長できませんし、従業員のお給料も増えませんね。 ところで自動車保険ってそもそも高いのでしょうか安いのでしょうか?無事故割引等級が価格に大きく反映しますので、客観的に判断は難しいですが、ボブの考えは「薄型TVと同じ状況」と考えます。

近年は自然災害の増加・高齢者層の交通事故増加で支払い保険金額は全体としては増加し、大手メガ損保の保険料引き上げがニュースになっていますが、ダイレクト系の自動車保険はいまだ安さを武器に販売戦略を立てています。毎年自動車保険の見積もりをとり保険料の推移を注視していますが、会社によっては高い会社もありますが、安さを武器にしている会社も存在します。yasuiyo

事業別損益計算で自動車保険事業は各社軒並み赤字(黒字の会社は少ない)です。火災保険・傷害保険で利益を確保しています。しかしながら異常災害・台風等の影響・契約者が年を取ることで以前はドル箱だった傷害保険事業の悪化・・・損害保険会社は大変です。 自動車保険は安かったんだという判断です。適正価格は今より上と思慮します。以上ボブでした。