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★自動車賠責責任保険の必要性について★

★自賠責保険の必要性について★

怪我自動車賠償責任保険。 略して自賠責。別の名を強制保険。任意保険の違いは前項で説明しました。が、そもそもなんで年金みたいに一つの自動車保険が2階建てなのでしょうか?今回はそんな素朴な疑問の解説です。

一言でまとめると「 手厚い補償を受ける為」と言うことになります。通常交通事故の賠償は民法709条に基づく不法行為責任を問われます。それ故過失相殺が行われます。50対50であれば損害額の半分しか賠償されません。200万円の損害でも100万円しか賠償されない訳です。当然のことですよね!

事故しかしながら交通事故は悲惨です。大きな車と人の体が接触すれば大怪我しますし、車に乗車中でも同じです。そんな大変な被害者の人々の金銭的な負担を少しでも減らす為に、また強制保険にすることで補償を受けられなくなる人がいないように、120万円以内の損害額なら多少の過失分は減額しないで被害者に補償しましょうというありがたい保険制度なのです。

自動車事故では民法709条も大切ですが、自動車賠償責任法が適用されるわけです。ほんと自賠責保険はありがたいですよね。

じゃあ逆に自賠責保険がなくなった場合について考えて見ましょう。自賠責保険制度については関係機関がいろいろな答申を出していますのであくまで管理人の個人的な意見とお考えくださいませ。なんで一つの自動車に2つの保険が付いているのでしょうか?まずはそんな素朴な疑問を考えてみます。

自賠責保険がなかったら

無保険車が増加 任意保険はあくまで個人の自己選択です。強制保険が無くなれば保険に加入しない人も出てきます。そんな車に当てられたら大変です。自分で治療費を立替相手に賠償金を請求していかなければなりません。
過失相殺の適用 自賠責では120万円以内なら重大な過失がない限り、過失減額がされません。多少自分が悪くても全額補償してもらえます。
請求が面倒

自賠責保険には被害者請求という、加害者が納得していなくても、自賠責保険に直接損害額を請求できるというメリットがあります。自賠責がなくなると、加害者に責任を説明して請求に同意してもらうという煩雑さがあります。

一番大きいのは 立証責任でしょう。民法の709条における損害賠償では被害者が相手の事故原因を立証する必要があるという大きな問題があります。自動車賠償責任法では、被害者は極端な話「事故で怪我したよ」と一言うだけで賠償してもらえる簡単さがあります。

自賠責保険のメリットは数多くあります。これを民間の保険会社に移した場合民法709条優先か自動車賠償責任法を120万まで適用するか悩む箇所だと思います。難しい話は国に任せましょう。

結論は一言です。自賠責保険は必要と言うことではなく欠かせないもの非常にありがたい保険なのです。

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