自動車保険の比較を検討してみる

目次

自動車保険の比較で安価・いいサービスにたどり着けます

生活に欠かせないサービスで、高額でも契約をし続けないといけない商品の一つが自動車保険です。高くても自動車を運転する限りは契約をし続けなければなりません。しかも最初に契約した会社に契約をし続ける事がとても多いです。

携帯電話も同様です。MNP制度が整備されており、通信キャリア各社に移行が可能ですが、最初に加入したキャリアとずっと契約を続ける事がとても多いです。携帯は以前と比べて乗換のメリットは小さくなりましたが、依然として携帯本体の値引きなど乗換のメリットがあります。

両者に共通するのは、商品がわかりにくいという事です。保険商品は複雑で各社の差分がわかり難い。携帯電話の料金プランも名前が先行しどれがいいかわかり難い。(ギガホやギガモンスターとか)また多くの人は現状維持を希望し、新たな変化を望まないという心理学の考え方もあります。

1996年の保険自由化以降各社が商品開発・価格競争に力を入れ保険を乗り換えるメリットが大きくなりました。その後保険業界全体に波及した保険金不払い問題で各社がお客様にわかりやすいシンプルな保険商品へと切り替えが進みました。やっと契約者自身が保険商品をシンプルに比較出来る状態になりました。その間に自動車は安全装置の開発が進み、自動車事故の件数は激減しました。

自動車保険業界は、今後やってくる自動運転の世の中に備え、次々の世の動きを反映して商品を打ち出しています。自動車保険を比較する事で、よりいいサービス・安価(適正)な価格の自動車保険を探すことが出来ます。

自動車保険比較時のポイントは?

自動車保険の基本は賠償保険です。交通事故を起こしてしまった時にはたすべき賠償責任を保険で賄うという商品なのでどの保険会社でも外せない項目があります。

どこの会社でも外せない共有の補償項目

  1. 対人賠償保険無制限
  2. 対物賠償保険無制限

対人対物賠償保険は外せませんので、検討すべきは自分のカーライフ・ライフスタイルにあわせた補償項目です。自賠責保険は死亡3,000万・傷害120万までで法律上の義務なので車を運転する人すべてが加入する保険になります。損害保険各社特色を出すために、オリジナル性の高い特約を提供しているものは比較検討が出来ないので除外します。

  1. 車両保険
  2. 新車特約
  3. 地震・噴火・津波特約
  4. 代車特約
  5. 対物超過特約
  6. 人身傷害補償
  7. 搭乗者傷害保険(上乗せ含む)
  8. 弁護士費用特約
  9. ファミリーバイク特約
  10. 携行品補償
  11. 個人賠償責任保険

主だった保険会社で比較可能な商品を見ると11個あります。比較検討を始める前に自分にはどの補償特約が必要かを検討します。自分は車両保険・人身傷害保険・弁護士費用特約が必要と考えていますが、個人個人ここは違いが出てきます。自分が不要と考える理由を参考までに記載します。

  1. 車両保険➡必要(車の修理代は時に高額になります)
  2. 新車特約➡自家用車が新車では無いので不要
  3. 地震・噴火・津波特約➡上限が50万なのでその際は諦めるので不要
  4. 代車特約➡代車のある工場で修理するので不要
  5. 対物超過特約➡法的に賠償責任がそもそも無いので不要
  6. 人身傷害補償➡必要(自分と家族を守るため)
  7. 搭乗者傷害保険(上乗せ含む)➡人身傷害と重複するの不要
  8. 弁護士費用特約➡必要(損害賠償を法的に請求するため)
  9. ファミリーバイク特約➡原付バイクを持っていないので不要
  10. 携行品補償➡車に積まない・動産は自分で管理するので不要
  11. 個人賠償責任保険➡家の住宅総合保険についているので不要(補償の重複)

5番の対物超過特約ですが、自動車事故のトラブルで多いのが全損です。(被害者の車両価値が低く、修理代を請求したくても車の価値がそこまで無い)特に追突で加害者の過失100%で被害者の車が全損になると揉めます。車の価値20万・修理代50万なら20万までしか保険金がおりません。差額を加害者に請求してきます。法的には賠償責任はありませんが、心情的に断り難く見舞金としていくらか渡すケースもあります。このようなトラブルを防ぐために発売された特約ですが、法的根拠に基づいて対応をするのが原則と考えているので自分は契約不要と考えています。

気になる特約・被害者救済費用特約
契約車両の欠陥・第3者の不正アクセスで事故が起こり、契約者の無過失が確定した際に、被害者救済で保険が支払われます。自動付帯で設定する保険会社がほとんどなので比較・検討は不要の特約です。

来るべき自動運転中にハッキング等を想定し、実行者不明で補償されない被害者を救済する思いやりのある特約です。自動車という危険な乗り物を運転する人の責任・保険という公的企業の責任感を感じる保険です。

ただ、怪我をした人が発生している状態で、自動車の無過失を立証することは現実困難です。(自動車賠償責任法の存在)また、製造物責任法を根拠に自動車の欠陥を証明し賠償の判決がでた事例ををみた事が殆どありません。立証に必要な裁判費用は無過失を請求するので弁護士費用補償で出るとは思えませんので、年間どれぐらいの件数がこの特約で救済されているのかは気になります。

自動車保険の比較には一括比較サービスの活用が便利

インターネットが普及して価格比較が簡単に自宅で出来るようになりました。比較サイトので有名な価格コムは月間5,000万人以上に利用されています。誰もが同一商品なら安価な商品を求めています。当然ですよね。自動車保険も同じ比較する事で安価な商品にたどり着けます。

以前は損害保険各社に個別に確認してましたので、途中で心が折れそうになっていましたが今は自宅でパソコン・スマホで簡単に比較可能です。以前は一括見積で500円の図書券とかマックカードを配布していましたが、保険業法の改正以降、利益の提供について厳しくなったのか、そのような消費者に嬉しいキャンペーンはなくなりました。たまにアイスやケンタッキーのキャンペーンをやっているので時間があれば検索してそのサイトから申し込むと少しお得です。

保険は契約者間の公平な負担が原則なので、特定のサイト経由で実質保険料の値引きとも解釈できる利益の提供に制限がかけられたものと考えます。

主要一括比較見積会社

  1. インズウェブ➡最大20社
  2. 保険スクエアBang➡最大16社
  3. ドコモ・インシュアランス➡最大8社
  4. 保険市場➡最大12社
  5. 価格コム自動車保険➡最大7社
  6. イオン保険マーケット➡最大7社

損害保険会社とプロモーションの契約が出来れば、比較見積ビジネスに参入可能なため、参入障壁は低く、色々な会社が参入しています。損保としても縮小傾向の自動車保険の売上拡大のため、多くの比較見積会社と提携しています。比較見積サービスが立ち上げられた時は、便利な世の中になったと感動しました。

一括比較サービスを実践してみる

一括比較サービスの提供会社は数多くありますが、ここでは業界の雄、SBIホールディングスが運営するインズウエブを参考に手順を確認します。業界最大の一括見積社数を誇りますので、この会社だけ利用しておけば比較見積可能です。

1.最初に車種情報を入力➡1分

車検証を見ながらマイカーの車両情報を入力します。前年の自動車保険証券やネットで前契約をみながら入力も可能です。

2.保険の加入状況・車の使用状況を入力➡2分

保険契約での告知にあたりますので、間違えないように入力が必要です。走行距離は保険料に影響しますので正しい走行距離を見込みを選択してください。

3.現在の自動車保険情報を入力➡2分

今の自動車保険は前年に事故があると大幅に翌年の保険料があがる仕組みになっています。損害保険会社間で情報交換制度を運用していますので、まちがって入力しても契約後に等級情報交換が行われ、事実と異なれば保険料の追徴がされます。

4.契約者の個人情報を入力します➡3分

住所・住居形態・電話番号・メールアドレス・車の所有者を入力します。自動車保険契約に住所形態が必要な理由については理解不能です。保険料率を決める要因になっていないと考えますが、インズウエブは色々なサービスを実施しているので、顧客情報収集の一環と考えます。

5.見積もりを取りたい契約情報を入力します➡2分

対人対物無制限・人身傷害補償5,000万円など、自分が必要と考える契約内容を入力します。特約の設定もこの画面で出来ますので、運転者本人限定特約にしたい場合はここで選択します。

6.見積もり結果がリアルタイムで表示されます

自動車保険の仕事をしてきた管理人が実際にやってみましたが、5分では終わりませんでした。10分で比較見積が出来、しかも保険料の最安値にたどりつけるのであれば満足のサービスです。

今回は軽自動車で見積もりをとりましたが、上下で6,000円の差がありました。車両保険をつけていない状態でこの差なので、車両保険を契約をした場合はもっと差が大きくなると見込まれます。

リアルタイムの見積もり後、各社からメールで案内がきますので契約を決めた会社のWEBサイトで申し込みをして完了です。

試算結果を判断して契約の是非を決定

愛車は一般的な軽自動車です。最高値は25,000円・最安値は14,810円と1.8倍近い開きがあります。これが自動車保険の怖さです。自分では適正な価格と思い納得して加入していたつもりが、他社の見積もりをみると大きな開きが出ていた。これは悔しいです。

年齢が若い、LEXUS・メルセデス・BMW等の車両本体価格が500万を超える高級車、等級が低い(1-5等級)場合は、保険料が年間で20万を超える場合もあります。一括比較見積をする事で数万円単位のコスト削減の可能性があります。

最安値の保険会社と契約をしようしたら注意書きがありました。ネット専用自動車保険です。この注意書きは重要です。調べてみたらレッカーサービスが付帯されていない自動車保険でした。JAF会員であれば、迷いなくこの保険会社と契約をしていましたが、JAF会員ではありませんので、2番目に安価な会社に契約を申し込みました。

生保・損保関わらず、金融商品は全般的に消費者にとって重要な事もさらっと書いてあります。分かりやすい説明に十分努めるよう指導がされていますが、未だにだよく読まないとわかりません。

動画で解説