保険法が改正されました。大事件です。

2010年4月1日より、保険法が改正されスタートしました。なんと100年ぶりの大事件です。以前は商法の一部でしたが、保険法という独立した法律になりました。
分かりにくいから分かりやすくがコンセプトですが、法律ですから相変わらず分かりにくいです。ただ言っている事は保険契約者にとってメリットがあります。なかでも「保険金の支払い時期の明確化」は契約者にとって大きなメリットです。

保険の請求手続きを完了後30日以内に支払うのが大原則です。

例えば信号待ちの間に追突されて、頚部捻挫になったとします。自分に非は無い事故ですが、搭乗者傷害保険が請求できます。請求手続きをしてから30日以内ですが、あくまで請求手続きが完了してからです。保険金請求書及び事故証明・診断書が揃ったら必ず30日以内に支払われます。請求書を送ったのに何の連絡もなく忘れられたという悲しい事態はなくなる訳です。(調査が必要なケースなどは30日の適用外です。医療調査・医師面談などはアポイントを取るのに時間がかかりますので、とても30日では無理です。)

保険法改正は保険業界にとって大事件です。今後コンテンツを作成、充実化を図る予定です。