搭乗者傷害保険についての解説

搭乗者傷害保険は賠償保険ではありません。名前の様に傷害保険の仲間です。 つまり生命保険や傷害保険の類と考えていいでしょう。ただし勘違いしちゃないのがその認定方法です。生命保険の通院特約や傷害保険は基本的に日数払いです。つまり通院した日数に対して保険金が支払われます。 一方搭乗者傷害保険は日常生活に著しく影響があった期間に対して保険金が支払われます。(この解釈は日額払いタイプの保険になります。部位別払いを導入する保険会社が増えましのでいずれ過去の遺産になりそうです。) まあオマケの保険みたいなモンですね。この保険は等級がダウンしないと言う事が肝です。例えば追突された場合などは相手方から賠償金が補償してもらえて、自分の保険会社からも保険金がおります。 最近搭乗者傷害保険金は支払方法が変わりつつあります。以下2つのタイプの保険請求を検討してみましょう。

 

日数を元に支払い保険金が認定されるタイプ
保険金日額 通院は保険金額の1000分の1.5。 通院は1000分の1。 1000万円契約なら入院で15,000円。 通院で10,000円です。
医療特約 この特約をつけると、支払保険金が日額半分になります。当然その分保険料は安くなります。 上記の契約の場合で入院7,500円通院5,000円です。
支払方法 日常生活に著しく影響があった期間に対して日額が払われます。入院は影響あるのはわかります。 通院のみの場合は日常にどの程度影響かはあいまいですね。
請求権者・時期 怪我した本人で、日常生活に支障がなくなった時期か事故日から180日の早い方。
車両保険 どんな事故でも対象になるのと、車と車の事故にしか対象にならない2つのタイプに加えて、交通事故に置いて様々な費用まで支払ってくれるワイドもあります。
管理人が物申す 等級がダウンしませんので、ホントありがたい。オマケみたいなものですね。 日額払いは廃れつつあります。通院日額10,000円で100日通院すれば1,000,000円です。一部の過大請求の影響でどの保険会社も損害率はよくないです。

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部位・症状別に支払い保険金が認定されるタイプ
保険金額 病院の診断書によって支払われます。頚椎捻挫でいくら。骨折でいくらと決められています。詳しくは加入保険会社の約款を確認しましょう!
支払方法 上記のタイプと違って診断書(又は自己申告)によって支払額が決定されるので分かりやすい。
請求権者・時期 怪我した本人で、診断名が確定した時点。
管理人が物申す 等級がダウンしませんので、ホントありがたい。オマケみたいなものですね。 しかも相手方との示談を待たず、治療中でも受け取れます。助かりますね。 骨折とかの大怪我の割りに通院日数があまり必要のない怪我などした場合は、絶対部位別の方がいいですよね。まえに肋骨折ったとき3回しか病院行きませんでした。

 

私見 以前は日額払いがメインでしたが、2014年現在の主流は部位別払いです。 保険会社から見れば、通院が終了するまで案件を管理する手間がなくなる・損害の見立てが楽という視点で急速に拡大しました。例えば頸部の打撲であれば、ある保険会社だと部位別払いだと5万円です。何回通院しても一律です。 これが日数払いだとリハビリに100回行けば100万円です。損害率は大幅に悪化し、翌年の保険料に影響がでます。通院の補償をつけたければ傷害保険を見直し、自動車保険はシンプルにがボブの考えです。